連載目次 Windowsフォーム・アプリケーションやコンソール・アプリケーションを実装する際、例外が発生する可能性がある個所では、基本的に、Try-Catch構文によりその例外をキャッチして適切な処置を施す必要がある。しかし現実には、例外が正しくキャッチ(=トラップ)されていないというケースは多々あり、その場合にはアプリケーションの実行中に次のような.NET Framework標準のエラー・ダイアログが表示されてしまうことになる。 このエラー・ダイアログは、見て分かるとおり、一般的なユーザーにとって分かりやすいものとはいえない。パソコンの操作に自信のない人であれば、これを見た途端に困惑してしまうということもあるだろう。 このような事態を避けるために、.NET標準のエラー・ダイアログを、もっとユーザー・フレンドリな自作のエラー・ダイアログに切り替えたいという要望も、きっと多いのではないだろう