もどる 表紙 日本には死刑制度があります。 日本には処刑場のある拘置所が7ヶ所あります。1993年以降、39名の死刑囚が執行されました。 現在、日本には53人の死刑確定囚がいます。(2000年12月31日現在) 彼等は家族以外(友人やジャーナリスト等)との交流はできません。 家族であっても面会や文通が禁じられることがあります。 ほとんどの死刑囚が24時間テレビカメラで監視された独居房に隔離されています。 そして執行は当日になってはじめて知らされます。 家族だけに、執行があったことが後から伝えられます。 このように社会と隔離されて日本の死刑囚は存在し、社会と隔離されて日本の死刑は執行されます。 これから紹介することは、日本人でも、関心の高い人しか知らないことかもしれません。 1.死刑判決が確定するまで 1.1 逮捕から裁判まで 捜査側は被疑者を逮捕してから、23日以内に起訴・不起訴を決めます