中堅・中小企業の情報システムの再構築を含むパッケージ導入・クラウド導入を成功に導くための条件の一つは、経営トップからの指示を受けた統括責任者(プロジェクトオーナー)の果たす役割にあります。目的達成に責任を負うプロジェクトの有効な働きとメンバーの自主的で実りある活動基盤を作り上げることです。また、人材育成の観点からのメンバー選出です。ここに、プロジェクト活動で多くの成功事例に共通して見られる統括責任者のあるべき姿があります。 プロジェクトの目的達成に対する統括責任者のビジョンの明示、プロジェクト活動への見方・心構え・問題解決の仕方及びプロジェクトメンバーからの信頼感があって、統括責任者(プロジェクトオーナー)の役割を果たすことができます。 また、事業基盤を損なうことがないようにするために危機管理の視点からも検討することです。自社の信用、事業存続、取引の機会損失及び情報漏洩などのリスクに対する
![統括責任者のやるべきこと|中堅企業・中小企業における パッケージ導入の手引き](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/45e10e5704d1fc7721e1150377d0a6a04a9e5223/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fbnp.note-cms.net%2Ffiles%2Fbnp%2Fsys%2Fsocial.png)