安倍総理は「デフレを克服した!」みたいに言うけど、ユニクロもイオンもセブンイレブンも値下げを発表するなど、企業経営者の中には「デフレが終わったなんて幻想」とまで言い切る人もいます。 いったいデフレは終わったのか、終わってないのか。 よく聞く議論ですが、いまやこの問い自体が時代遅れです。 そもそも「デフレとはなにか」・・・基本は「財・サービスの値段が安くなることがデフレ、反対に、財・サービスの値段が高くなることがインフレ」と言われます。 通貨側から見ると「貨幣価値が上がるのがデフレ、貨幣価値が下がるのがインフレ」です。 しかし伝統的なこの定義のままだと、今起こっていることは理解も把握もできません。 というのも、今後は「モノの値段はどんどん安く」「ヒトの値段はどんどん高く」なっていくからです。 経済学者の野口悠紀雄先生は下記の本の中でこの傾向について指摘し、「急な雨に降られたら、タクシーに乗る
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