HSRPやVRRPでGWの冗長化構成を取ることがありますが、HSRPやVRRPで回避できる範囲は限られています。通信インフラを冗長化させる手段は多々ありますが、絶対に止められないインフラ構築をする場合、HSRPやVRRPでGWを冗長化させるだけではなく、回線を複数用意することがあります。メイン回線とセカンド回線を別々に構築してルートを分けておけば、回線網の障害にも対応きる堅牢な通信インフラを担保できます。遠方にあるデータセンター内のサーバと通信するために、メインとセカンド回線網を別々に構築するなど、とてもコストが掛かりそうな話で実感が湧かないかもしれませんが、公的機関や銀行などの絶対に止められないシステムを提供する場合、このようなインフラ環境が構築されています。私が仕事で絶対に止められないインフラを構築したときのケースを例に、回線の冗長化についてご紹介します。 【GWの冗長化】 まず、以下
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