東京都大田区の中小企業約40社が中心となって製作した「下町ボブスレー」が2014年のソチ冬季五輪(ロシア)出場を目指して奮闘している。合言葉は「フェラーリに挑む」だ。世界に誇る大田区のものづくり力。なぜ「氷上のF1」と呼ばれるスポーツの世界に飛び込み、初の国産機を開発したのか。企画や事務局役を務めた大田区産業振興協会の広報チームリーダー・奥田耕士さん、主任コーディネーター・小杉聡史さんに「下町ボブスレー」の狙いと意気込み、製作のエピソードを聞いた。 インタビュー/長坂邦宏 nikkei BPnet編集 文・構成/宮島 理