ChatGPTが登場して以来、「ジェネレーティブAI」がメディア、消費者、投資家の大きな関心事となっている。この流れは、多くの企業にとっても無視できないものとなっており、事業計画に盛り込むケースが急増している。 これまで「メタバース」を新規事業の中核としてきたメタも例外ではない。 メタバースへの投資を継続しつつ、ジェネレーティブAIの開発・投資を拡大する意向を明らかにし、先行するマイクロソフトやグーグルに追いつくため急ピッチで自社のジェネレーティブAIツールの商用化を進めている。 メタでのAIの取り組みが活発化していること、また同社における一連の大規模レイオフなどから、一部メディアでは「メタバースの終焉」などともいわれているが、実際のところ、ジェネレーティブAIへの投資は中長期的に見ると、メタバースの取り組みにポジティブな影響を及ぼす可能性があり、メタの動向には一層高い関心が寄せられるとこ