無国籍近未来ディストピアテイストが好きな人には、強くオススメしたい、詩情溢れる素晴らしいストップモーションアニメーション映画でした。 第68回ベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞)受賞作品だということは、後で知りました。タイトルとビジュアルにこそ、犬が大きくフィーチャーされていますが、犬そのものがテーマではありません。あらすじはこんな感じ。 近未来の日本にあるメガ崎市で、ドッグ病が蔓延。人への感染を恐れた小林市長が、すべての犬を「犬ヶ島」に追放すると宣言する。 ある時、この島に、小林市長の養子アタリが、小型飛行機で不時着する。 彼は5匹の犬たちと共に、自分が唯一心を許せる護衛犬だったスポッツを捜して旅に出る。 一方、メガ崎市では、ドッグ病の治療薬を研究し政権を批判していた教授が軟禁される。 その背後に潜む陰謀を、メガ崎高校新聞部の部員達が嗅ぎつけ、調査を始める。少年と犬、大人、学生、それぞれ
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