新型コロナウイルスで世界が変わっても、広告はこれからも必要とされ続けるでしょう。ただ、新しい秩序に従うというより、広告そのものの定義の、更なるアップデートが不可欠になることは間違いないはず。それは組織や個人と同じかもしれません。最近の出来事に照らし合わせていろいろ考察してみました。 広告がない景色の清々しさ! 福岡は、緊急事態宣言が解除されて、新しい週がスタートしました。公共交通機関の様子は直接は見ていませんが、期間限定だったリモートワークから呼び戻され、出勤する人も少しずつ増えているように聞きます。 実は、中国内陸部のウイルスを原因とする肺炎のニュースを知った時、私は台湾にいました。台湾は初めてでしたが、一つ、とても印象に残ったことがありました。どぎつ目の広告と人々の活気に溢れたアジアの都市特有の姿とは裏腹に、地下鉄の駅構内や車内を日本のそれと比べると、広告が圧倒的に少なかったことに驚い
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