新型コロナウイルスのオミクロン株だ第6波だで、2022年も年初から気が休まりませんね。なかなか晴れ晴れとした気持ちでは遠出できません。 2021年の秋、久しぶりに福岡市外へ出掛けてみました。出張でも旅行でもなく、友達に会うついでに一人で足を伸ばしたんですが、キャリーカートをコロコロ引いて外泊するなんて、いつ以来だったか…日常の生活圏の外に出て、自分と一緒に本というメディアにもささやかな旅をさせてみたので、そのことについての雑記です。 人口流出が止まらない「元百万都市」 北九州市のシンボルといえば都市高速と工場の煙突 初日に訪れたのは、福岡県北九州市八幡西区黒崎。私が住む福岡市からJRで1時間ちょっとの近場ですが、黒崎という町は列車で通過したり、車で国道3号線で通ることがある程度。同じ北九州市でも、一番賑わう小倉はたまに行くことはあっても、わざわざ黒崎で途中下車する用事がありません。大昔、人
![無人販売店で古本を買い、本がテーマのホステルに寄贈と宿泊した話](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/444ad1a2d104c1ad6da8a65a7f33d177384d73ad/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.kotobato.jp%2Fwordpress%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F01%2Fbook-band-books1.webp)