PhotoshopやLuminarで写真を編集する作業で、日頃からふと考えることがあります。それは、写真やグラフィックスの加工・編集における倫理的な側面です。別の言い方をすると、どこまで編集するのはOKで、どこからがNGかのバランスについて。 情報を発信するのが、一部のメディアだけでなく、一般の個人が使うソーシャルメディアが大きな影響力を持つようになりました。ブログやくちコミサイト、Q&A、まとめサイトなどの投稿によって作られる、CGM(Consumer Generated Media)が爆発的に広がりました。 CGMのポジティブな効果としては、個人が単なる情報の消費者ではなく、次の発信者になることで、今までは埋もれていたマイクロでニッチ、ローカルな情報も広く知られるようになりました。一方、ネガティブな効果としては、フェイクというノイズが混ざったり、コピー&ペーストが繰り返されることによっ
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