パリ(Paris)郊外で開催されたハッキング大会に参加する学生(2013年3月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/THOMAS SAMSON 【3月28日 AFP】欧州の迷惑メール監視団体を狙い行われたインターネット史上最大規模のサイバー攻撃により、ネット全体の速度が低下した可能性があることが27日、明らかになった。 米セキュリティー企業クラウドフレア(CloudFlare)のマシュー・プリンス(Matthew Prince)最高経営責任者(CEO)によると、標的とされたのはスイスのジュネーブ(Geneva)を本拠地とするボランティア団体スパムハウス(Spamhaus)。同団体は、迷惑メール(スパム)を排除するためのブラックリストを公表している。 同団体によるとサイバー攻撃は先週、貸しサーバーを提供するオランダのサイト「サイバーバンカー(Cyberbunker)」をブラックリストに掲載し