アマゾン元バイヤー、土井英司による厳選ビジネス書評メルマガ。ベストセラー分析と本当に読むべき珠玉の一冊を提供しています。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/431401010X 本日の一冊は、ソルボンヌ大学で教鞭をとる気鋭の哲学者が、「資 本主義に徳はあるか?」という疑問に迫った注目の論考。 現代社会を、「4つの秩序」という視点から読み解き、われわれが 直面するモラルハザードの本質に鋭く切り込んでいます。 本書でいう「4つの秩序」とは、1.「経済―技術」2.「法―政 治」3.「道徳」4.「倫理あるいは愛」のことであり、それぞれ 高次の秩序が低次の秩序を制限しないと、われわれの社会はおかし なことになってしまう、というのです。 本書の主題となっている「資本主義」は、この分類で言うとまさに 低次の秩序に属するものであり、それ自体が道徳を含むもので
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