パナソニックは2020年7月13日、AIカメラやIoT(モノのインターネット)センサーを組み合わせたシステムをベースとする介護業務支援サービス「ライフレンズ」を同年7月から提供開始すると発表した。室内の状況を自動的に把握するシステムによって、介護施設における夜間見回りなどの業務効率化を目指す。 負担の大きい夜間巡視業務を効率化 ライフレンズはパナソニックが開発したAIカメラ「Vieureka(ビューレカ)」とベッド装着型のシート型加圧式センサーなどを組み合わせたシステムを活用することで、介護施設の職員による巡視作業の負担を軽減するサービスである。シート型センサーで入居者の睡眠状況や在床状況などのデータを取得して、入居者が無断で離室した場合はナースコールに異常発生の通知を送る。また注意が必要な入居者の部屋はVieurekaが撮影した映像を見て安否を確認できるので、直接訪室する手間が省ける。