C大阪がJ2京都DF福村貴幸(22)の獲得に乗り出していることが25日、分かった。関係者によると、既にオファーを出しているという。福村は大阪出身で、今季は主に左サイドバックとしてJ2で41試合に出場。ボランチの経験もある。加入すれば、攻撃力のあるDF丸橋をMFで起用することも可能。C大阪は東京から期限付き移籍していたDF椋原が今季限りで退団の予定。サイドバックには両サイドをこなせるDF新井場も控えるが、福村が加わればさらに選手層に厚みが増すことになる。
J2京都が「ホームの利」とともにJ1をつかむ。3季ぶりの再昇格に王手をかけ、9日は京都・城陽市内で80分間のミーティングと2時間の練習を行った。勝てば自動昇格が決まる明日11日の最終節甲府戦(西京極)へ戦闘モード突入。MF中山主将は「最高のシチュエーション。自分たちのサッカーをすれば必ず結果はついてくる」と気合を込めた。 頼もしいバックアップがある。メーンスタンド中央最前列の「スペシャルシート」やピッチサイドの臨時席「エキサイティングシート」が完売するなど、前売り券は好調。さらにサポーター有志が紫と白の画用紙1万枚を用意し、リーグ戦では今季初となる人文字をつくる。「J」と「1」をスタンドに浮かばせて、選手を奮い立たせる予定だ。 23戦負けなし中の甲府は、絶対的エースのFWダビが出場停止。引き分け以下でも昇格できる可能性はあるが、イレブンには「勝って決める」ことしか見えていない。1トップ起用
<J2:京都2-0熊本>◇第3節◇17日◇西京極 J2京都の日本代表FW久保裕也(18)が、2連勝を演出した。後半15分に2点目の起点となり、J2熊本に快勝した。 久保は後半15分、中央で相手守備2人を引き付けながら右サイドのDF安藤へ絶妙のパスを出した。その安藤からのクロスをMF中山が右ボレーで決め、2点目の起点となった。前半32分にはゴール前ニアサイドに飛び込んでマークを引き寄せ、反対サイドにいた19歳FW宮吉が先制。雨上がりの西京極でJ2熊本に21本ものシュートを浴びせて、完封勝ちした。 久保は両チーム最多5本のシュートを放った。豊富な運動量でかき回したが、「相手に取られる回数も多いし、まだまだです」と笑顔はない。前半37分にはフリーになって放った右足シュートを、相手が体を投げ出しながら懸命にブロック。後半28分には右へ切れ込み右足を振り抜いたがポストに嫌われた。今季初得点はお預けだ
高校3年でA代表入りしたJ2京都のFW久保裕也(18)が、今夏に欧州移籍する可能性が高まった。現在ブンデスリーガ首位で日本代表MF香川真司(22)が所属するドルトムントが、獲得に乗り出していることが11日、分かった。他にも欧州の複数クラブが調査を進めているが、現時点でドルトムントが有力。交渉が順調に進めば、夏に正式決定する。 日本代表の未来のエース候補が、18歳で欧州に飛び出す可能性が高まった。現在ブンデスリーガ首位で連覇への道を突き進んでいるドイツ強豪ドルトムントが獲得に動いており、移籍先の有力候補に挙がっていることが判明。他にもドイツを含む欧州の複数クラブが獲得調査を進めているという。久保の欧州挑戦に障害は少なく、今夏にも移籍が実現する方向だ。 久保本人も早期の欧州移籍を希望している。2月24日の親善試合アイスランド戦に向けた日本代表合宿に初招集され、注目度がヒートアップ。1学年上のF
<キリンチャレンジ杯:日本3-1アイスランド>◇24日◇大阪・長居スタジアム 日本代表アルベルト・ザッケローニ監督(58)が、新戦力を探せなかった。FW前田遼一(30)らなじみのメンバーの得点で、アイスランドに勝ち、14年W杯ブラジル大会アジア最終予選イヤーを白星発進した。ただ、FW久保裕也(18)ら若手新戦力を起用せず、就任後初選出したほとんどの選手が期待通りの活躍を見せられず、最重要ポイントだった底上げはできずじまい。今日25日にはウズベキスタン戦(29日、豊田ス)に向け、欧州組を含むベストメンバーを発表する。 司令官が、抽象的な言葉で新戦力をかばった。試合後の会見の冒頭に「ピッチ上で少しできなかったことはあるが、フィジカルコンディションからくるものだった。ある程度、想定内のこと」と話し、報道陣から「フィジカルが良くないと、新戦力を見極められず、評価できないのでは?」と突っ込まれると「
<J2:京都2-1岡山>◇第8節◇24日◇西京極 京都は同点で迎えた後半14分、3月に2種登録されたばかりのFW久保裕也(17)が混戦の中で粘って左足でゴールを決め、2-1で逃げ切った。今季初白星。大木武監督(49)は「彼が点を取ったことは取ったけど、彼だけのものじゃない。今日はゲームの中に入っていけてなかったし…」と、期待の大きさからか厳しい評価だった。 初出場で初スタメンの久保は徹底的なマークに合い、前半は完全につぶされていた。大木監督もゴール直前に「交代させようか」と思っていたほどだったという。それでも17歳4カ月0日でのゴールはチーム最年少記録。それまでの記録保持者だったFW宮吉拓実(18)は、記録が塗り替えられたことを知らされると「え? マジで? そうなんですか?」と悔しそうな表情を浮かべ、笑わせた。
【ドーハ(カタール)=20日】カタールは、左から攻めろ! Jリーグ名古屋で6年間育成責任者を務め、前カタールU-22(22歳以下)代表コーチのアイザック氏(48)が、準々決勝(21日)の相手カタール(FIFAランク105位)の弱点を明かした。日本戦で右サイドバックに入るハミド(24=アルラーヤン)の裏にスペースができ、さらに右ストッパー・ビラル(24=アルガラファ)との距離が離れすぎていることを指摘した。相手左右MFの飛び込みをケアすれば「日本が3-0で勝つ」と予想した。 極秘情報が飛び込んできた。金沢大で博士号を取得し、Jリーグ名古屋で6年間下部組織の育成に携わった親日家のルーマニア人アイザック氏が、日本勝利のキーワード5カ条を明かした。(1)左の裏を突け アイザック氏 カタールは右サイドバックが固定しない。初戦はハミド、2戦目以降は本来ストッパーのカソラが出場した。カソラは日本戦出場停
来季J2に降格する京都が次期監督候補として、W杯南アフリカ大会の日本代表コーチを務めた大木武氏(49)の招聘(しょうへい)に乗り出していることが22日、分かった。就任後1勝3分け12敗とチーム再建に失敗した秋田豊監督(40)の続投を白紙に戻し、今季限りでの解任を検討。後任候補を水面下で調査し、前日本代表監督の岡田武史氏(54)のもと、日本をW杯16強へ一役買った大木氏の手腕に注目を寄せた。 今井浩志社長(52)は「秋田監督とは来季終了まで契約が残っているが、これからどうするのか、話し合わないといけない」と説明。水面下で複数監督候補をリストアップ。稲盛和夫名誉会長(78)と親交の深い、前日本代表監督の岡田氏が筆頭候補だったが、同氏は拒否。大木氏が最有力候補に浮上した。 大木氏は清水、甲府などの監督を歴任した後、07年に日本代表コーチに就任。若手育成に定評があり、05年に甲府をJ1昇格へ導いた
京都の元日本代表FW柳沢敦(33)が、来季戦力外になったことが6日、分かった。前日5日に戦力外通告をしたという。関係者は「あまりに急な話だったので本人はかなり動揺しているようです。戸惑いだけでなくクラブへの怒りもあるでしょう」と明かした。 今季限りで契約満了となる柳沢に対してクラブ側は当初、契約を更新する方針を固めていた。だがJ2降格が秒読み段階になり、親会社京セラの内部で6000万円(推定)と高額年俸の柳沢を残留させることに疑問の声が噴出したという。再考を迫られた強化部は、元日本代表で経験豊富なエースFWを「クビ」にする結論を導き出した。 柳沢は欧州移籍をはさみ10年以上在籍した鹿島を離れ、08年に京都へ移った。移籍初年度には日本人得点トップのリーグ14得点を挙げて復活した。無名選手の多い京都では、看板選手でもあった。今季途中から就任した秋田監督は鹿島時代から尊敬する存在。柳沢本人は京都
フランス2部グルノーブルの祖母井秀隆代表(59)が、成績不振を理由に辞任することが26日、分かった。同氏は07年に5年契約で就任したが、チームが昨季1部最下位で今季から2部に降格。12年6月まで契約を残す中、クラブに違約金の負担が掛からない形で責任を取るため、6月末に筆頭株主のインデックス・ホールディングス(東京都世田谷区)に辞意を伝えていた。同社内での協議により、この日までに正式決定。27日にも発表される。 祖母井氏は06年まで千葉のチーム統括部長を務め、イビチャ・オシム元日本代表監督ら欧州有数の指導者を招聘(しょうへい)。佐藤勇人・寿人兄弟や阿部勇樹ら代表クラスの選手発掘、育成を手がけた。グルノーブルでは就任初年度で2部3位となり、1部昇格。翌シーズンも1部に残留したが、経営格差が大きい欧州トップリーグでの戦力を上積みできなかった。 祖母井氏の後任として、同社海外事業戦略部の猪野仁志氏
新スタジアム建設構想を持つ京都が、早ければ13年度の完成を目指していることが分かった。21日、京都市内で行われた新体制会見で、1月に就任した今井浩志新社長(51)が「建設に丸2年かかる。今年中に(建設地を)正式発表して13、14年に完成できればいい」と話した。サッカー専用で2~3万人規模のスタジアムにする方向だという。練習場に近い京都・宇治市の太陽が丘公園を候補地として昨年末に京都府側に提案。今後は自治体との交渉を進めていく方向だ。
関西4クラブ(G大阪、C大阪、神戸、京都)が、今年から初めて対抗戦を開催する計画を進めていることが7日、分かった。控えや若手選手によるサテライトリーグが今季から打ち切られるため、関西限定の2軍選手によるリーグ戦を水面下で画策。ホーム&アウェー方式で4度対戦し、各クラブとも年間12試合を想定。Jリーグ開幕と同じ3月のスタートを目指し、調整を進めている。 当初は岡山や徳島、広島など中四国地方のJクラブや、大学の参戦も検討していたという。だが今季から関西の全4クラブがJ1でしのぎを削ることから、関係者は「関西限定の方が白熱するし、よりライバル意識が芽生える。大勢でやるより、4クラブだけでやった方がレベルアップにつながる」と説明。2軍戦とはいえ真剣勝負の舞台にするため、スポンサーを付け優勝クラブには賞金を与えることも検討している。 ◆サテライトリーグ 若手や控え選手の底上げを狙い開催された2軍の公
浦和の信藤健仁(しんとう・かつよし)チームダイレクター(TD=49)が、成績不振を理由に今季限りで辞任する意向であることが15日、分かった。昨年12月に2年契約で就任したが、フィンケ監督と強化方針について十分な意思疎通を図れず、チームも夏場にリーグ戦7連敗で失速し、現在8位と苦戦を強いられている。後任にはゼネラルマネジャー(GM)として、浦和OBで現サッカー解説者の柱谷幸一氏(48)が有力候補に挙がっている。 信藤TDは、フィンケ監督の来季続投が確実となった10月下旬以降、周囲に「ファンを落胆させる成績になって申し訳ない。クラブの発展のためにも覚悟を決めている」と契約を1年残しながら今季限りで辞任する考えを示唆していた。昨季終盤、本来ならばTDの構想が重視される監督人事を旧経営陣主導で行ったため、監督と信頼関係を構築できず、戦力補強を含めて有効な改善策を打ち出せなかった。ナビスコ杯、天皇杯
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