日本三名城・熊本城(2005年) 熊本城(写真右上)からの眺望が保たれるように建物の高さ制限がなされている(2011年) 中心部のアーケード街(下通商店街) 開発が進む「熊本駅周辺」(2021年) 熊本県におけるプライメイトシティであり、県の総面積の5.3%にあたる約390km2の市域に、県内人口の約43.4%にあたる約74万人の市民が住んでおり、政令指定都市において県に占める人口の割合は京都市、仙台市、広島市に次いで4番目に高い。九州では、福岡市、北九州市に次いで3番目に人口が多い。2012年4月1日に九州で3番目の政令指定都市に移行した。2020年現在、政令指定都市に移行した都市としては最も新しい市となっている[注 1]。なお、熊本市は日本最南端の政令指定都市でもある。 肥後国府や肥後国分寺が置かれた地である。中心市街地は細川氏の熊本藩54万石の城下町を基礎に発展してきた。戦前は熊本鎮