橋下徹・大阪府知事の就任1年(2月6日)を前に、毎日新聞は、府内の市町村立小・中学校の校長全員(1480人)を対象に、知事の教育行政について尋ねるアンケートを実施した。562人が回答した。橋下知事による、全国学力テストの市町村別平均正答率の開示については9割以上が批判。市町村教委が自主的に平均正答率を公表することにも4分の3が反対した。データの公表に対する教育現場の抵抗感の強さが浮かび上がった。 ◇大阪府内の校長に本社調査 小学校の校長1016人、中学校の校長464人にアンケート用紙を郵送し、無記名で回答を求めた。小学校長347人、中学校長215人が回答した。 アンケートでは、橋下知事の開示のあり方について択一式の質問で評価を尋ねた。結果は、62%が「市町村別平均正答率は一切開示すべきでない」と回答。「設問別だけ公表する市町村の平均正答率は開示すべきでない」との回答も30%あり、批判