最近PC市場で注目を集めているスティック型PCについて、前回はiiyama PC(販売はパソコン工房)の「Picoretta」を取り上げ、どのくらいのパフォーマンスを持つのかベンチマークテストで確かめた。 排熱で不利なファンレスかつ小型フォームファクターながら、銅製の大型ヒートシンクを搭載することで、発熱による処理性能の低下もほとんど見られず、Atom Z3735F(1.33GHz/最大1.83GHz)の採用例が多い低価格Windows搭載タブレットとほぼ同等の作業は難なくこなせるという結果だった。具体的には、Web閲覧やメール、オフィス系アプリケーションによる資料作成などだ。 また、ほかのファン付きスティック型PCと異なり、可動部分がないことによる耐久性の高さやホコリの多い環境でもメンテナンス面で有利なのも光る。特にリビングのテレビを手軽かつ安価にパソコンとしても利用したいと考える人には