米Novellは7日(米国時間)、Open GLの技術をX Window Systemで利用するためのグラフィックサブシステム「XGL」(X over OpenGL)と、OpenGLベースの描画マネージャ「Compiz」の新版をリリースした。ソースコードはX.org Foundationに寄贈され、デスクトップ関連のオープンソースプロジェクトをホスティングする「freedesktop.org」のCVSレポジトリ上で公開される。 XGLは、OpenGLの描画機構を利用したXサーバアーキテクチャとして、3D描画を高速化する役割を果たす。今回公開されたXGLの新版は、3D描画や透過表示などの視覚効果に関連する機能が強化され、ハードウェアレベルの3Dレンダリング機能を持つグラフィックカード上で効果を発揮する。同時に公開されたCompizは、OpenGLベースの描画とウインドウマネージャとしての機能