1) 物質・材料研究機構科学情報室 2) 国立教育政策研究所教育研究情報センター 3) 東京電機大学情報環境学部情報環境学科 4) 愛知教育大学教育学部 5) 放送大学ICT 活用・遠隔教育センター 6) 国立情報学研究所情報社会相関研究系/ 総合研究大学院大学 Web 情報探索行動中のサーチエンジン検索結果一覧ページ(以下,SERP と呼ぶ)に対する行動に着目し,ユーザ実験の方法論により,視線データ,ブラウザログ,事後インタビュー等の情報を包括的に用いて,ユーザ属性,タスク属性,クエリ属性の3 つの要因と,眼球運動による視線データとの関連を探った.分析の結果,SERP における行動の説明変数としては,他の要因に比べてInformation/Navigational クエリの違いによる効果が最も大きく,SERP への遷移の直接的な原因となるクエリ種別により,ユーザの行動を予測しうる可能性が