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サイエンスと社会に関するkubomiのブックマーク (22)

  • 神は妄想である - 池田信夫 blog

    世の中には、ドーキンスが「利己的遺伝子理論」を創始した偉大な生物学者だと思っている人も多いようだが、彼はハミルトンの血縁淘汰理論をわかりやすく解説したサイエンス・ライターにすぎない。大学でのポジションも、彼のファンがオクスフォード大学につくった「科学の普及」についての寄附講座の教授として得たものだ。 原著は、彼が宗教を批判したもので、国民の90%以上が神の存在を信じているアメリカでは大きな話題になり、発売から半年以上たった今も、Amazon.comでベストセラー30位に入っている。しかし、もともと宗教に興味のない日人には、ニーチェから100年以上たって「神は存在しない」って力説されてもなぁ・・・という感じだろう。 質的な問題は、神がそれほど無意味なものなら、なぜ宗教が世界に普遍的に存在するのか、ということだ。進化心理学で宗教や道徳の起源として重視されるのは、群淘汰によって形成された

  • X51.ORG : 情況の囚人 ― 1971年”スタンフォード監獄実験”とは

    【SPE】1971年、米海軍は海兵隊刑務所で相次ぐ問題解決の為に、ある実験を準備し、資金を調達した。実験はスタンフォード大学の心理学者フィリップ・G・ジンバルド博士を中心に組織され、同大学の講堂を刑務所に仕立て、模擬的な刑務所シュミレーションを行うというものだった。新聞広告によって集められた心身共に健全な被験者らは、無作為に囚人と看守に分けられ、実際の刑務所とほぼ同じ環境の中で、二週間を過ごすことが予定された。しかしこのとき、まさかこの実験が後々まで問題となる大きな事件になろうとは、その時、被験者も研究者も、誰一人想像だにしなかったのである。(写真上はこの事件をモチーフにした映画「es[エス]DAS EXPERIMENT」より。以下は当時撮影された実際の写真) 実験に参加した被験者は皆楽観的な気分だった。単に囚人、看守の服に着替えて刑務所風の質素な生活をし、報酬までもらえるユニークな実験と