山田らの集団(やまだらのしゅうだん)は、オウム真理教の後継団体であるAleph(アレフ)の金沢支部が分派した宗教団体の通称。石川県金沢市を拠点とし、山田美沙子(ヴィサーカー師)を代表者とする[2]。Alephから分派した時期は2014年(平成26年)頃とされる[3]。正式な団体名は不明であり、「山田らの集団」は公安調査庁が定めた便宜上の呼称である[4]。 「Aleph」においては、平成25年末頃、麻原の妻・松本明香里及び正悟師・二ノ宮耕一らが、麻原の二男を「Aleph」へ復帰させようとしていたのに対し、麻原の三女・松本麗華らが、これに反対するよう「Aleph」の幹部構成員らに働き掛けたことにより、「Aleph」内に意見対立が生じ、平成27年1月、「Aleph」の幹部構成員であった山田美沙子を中心とする集団(以下『山田らの集団』という。)が、かかる意見対立の結果、「Aleph」とは一定の距離