Part2では,私が日本語プログラム言語「ひまわり」「なでしこ」(カコミ記事「オリジナル言語の代表「ひまわり」「なでしこ」とは」参照)を作ったときの経験を基に,オリジナルのプログラム言語を作るうえでの言語作りの楽しさや製作のヒントを書きたいと思います。最初に,オリジナル言語を作ることになった動機や経緯を紹介します。皆さんがはじめてプログラム言語を作るときに何から手をつけたら良いのか,その参考になればと思います。その後,「ひまわり」の後継言語である「なでしこ」を例にとって,言語の設計や実装に関する工夫,できるだけ手軽に高機能するためにはどうすればいいのか,言語を使いやすくする開発環境はどうやって作るのか──などについてお話したいと思います。 私は,オリジナルのプログラム言語を作り,活用するためのポイントは三つあると考えています。 (1)言語のコンセプトを決める (2)とにかく動くものを作って
Excelファイルのアンケートを集計しよう!(第8回) 2006年12月25日 page:1/1 こんにちは。クジラ飛行机です。本連載では、日本語プログラミング言語「なでしこ」を使って、仕事で役立つプログラムを作っていきます。 今回は、複数Excelファイルのアンケートを集計するプログラムを作ってみます。 最近、Excelを使ったアンケートを見かけます。アンケートの回答者に、メールで、Execlファイルが送られてきて、これの必要な項目を埋めて、アンケートの実施者に返信するというものです。Excelなら、複数の選択肢から回答を選んでもらったり、入力範囲を指定したりと、回答の指定が細かく指定できるので、アンケートを作るのにもぴったりです。 しかし、アンケートの実施者の方はどうでしょうか?Excelを1枚ずつ開いて、手作業で集計するなんて面倒なことしていませんか?簡単なプログラムを作れば、あっ
開発日誌〜スパムメールの収集 以前からスパムメール(迷惑メール)に興味があり、スパムメール収集用のアドレスを作ってメールを集めています。メールを収集する方法は簡単で、わざとそのアドレスをホームページの目立たないところに載せておくだけです。 驚くべきことですが、Webにメールアドレスを載せると、数日もしないうちにスパムが来るようになります。メールアドレス収集する専用のプログラムが、常にWebを巡回してメールアドレスを収集しているのだと思いますが、それにしてもその収集力に感心するばかりです。 また、スパムメールの本文の内容も日々進化しており、友達を装ったメールや、プレゼント当選のお知らせ、巧妙な誘いの文句や出会い系サイトへの誘導や、非常に凝ったアスキーアートなど、手を換え品を換え実に凝ったメールが送られてきます。 こうしたメールの数が一向に減らないところを見ると、スパム業者はそれなりに利益が出
先週、日本語プログラミング言語「なでしこ」のインストールを行い、いくつかプログラムを動かしてみました。うまく動かすことができたでしょうか? 今回からプログラムを作っていくのですが、毎度すんなり動くとは限らないかもしれません。プログラムにバグ(打ち間違いなどがありうまく動かないこと)はつきものです。 そんな時は、焦らずに、じっくりと入力したプログラムと、見本を見比べて違いがないか確かめてみてください。句読点の位置や、スペースの数(字下げの状態)でプログラムの動作が変わることがありますので、動かないときは、自分で入力せず、コピー&ペーストして動作を確かめてみるのも有効かもしれません。 さて、今回は、はじめに、なでしこの基本的な文法を紹介した後、文字列の置換を行うプログラムを作ってみます。 基本的な確認事項 なでしこは、「日本語プログラミング言語」とうたっています。しかし、これは「自然言語として
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