円が戦後最高値を更新しました。 概略を説明しておきたいと思います。 上のドル円時間足チャートで明らかなように、ドル円はずっと狭いレンジで膠着していました。 金曜日には株高が進みました。 株高ということはリスク選好、ドル売り豪ドル買い、ドル売りユーロ買いなどが進む地合いです。 そんな中で、ドル円は76.6を下抜けました。 この原因は、日本政府や日本銀行の無策に業を煮やした大口な投資家がポジションを投げたからだと言われています。 この投げで76.6から76.4まで下がりました。 そのあとは、その流れに乗った投機筋(モデル系ファンド)がドル円を売り、一気に76円割れと相成りました。 投機筋としては当然の動き。 誰でも儲かる相場です。 そのあともユーロや豪ドルは対ドルで上昇を続け、株高ドル安のリスク選好相場で金曜を終えています。 ドル円買いポジションを投げた大口投資家は、その資金でユーロドルを買っ
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