JR東海は3日、岐阜県瑞浪市大湫(おおくて)町で進めるリニア中央新幹線のトンネル湧水(ゆうすい)対策工事を中止すると発表した。同様の工法を採用した鹿児島県の北薩トンネルで昨夏、崩落が発生したことを受…

JR東海は3日、岐阜県瑞浪市大湫(おおくて)町で進めるリニア中央新幹線のトンネル湧水(ゆうすい)対策工事を中止すると発表した。同様の工法を採用した鹿児島県の北薩トンネルで昨夏、崩落が発生したことを受…
岐阜県瑞浪市大湫(おおくて)町でリニア中央新幹線のトンネル工事による地下水位の低下が起きている問題で、JR東海は6月3日に現地で住民説明会を開く。22日、瑞浪市や住民に通知した。関係者によると、水位低下を招いたトンネル内の湧水を止める安全な方法がなく、原状回復は見込めない状況で、JRは新たな井戸など代替水源の整備で住民に理解を求めるとみられる。 水位低下は、昨年5月15日に本紙などの報道で発覚してから1年がたった。飲み水などに使われた共同水源や井戸など14カ所で水位が下がり、共同水源1カ所が枯渇。トンネル内で毎秒20リットルの湧水があり、それが原因とされた。現在、湧水は毎秒10リットル弱にま...
リニア、2工区が貫通 本線初、長野のトンネル公開―JR東海 時事通信 経済部2025年05月13日19時33分配信 JR東海が工事を進めるリニア中央新幹線伊那山地トンネルの戸中・壬生沢工区で、隣接する坂島工区への貫通部分を指さす関係者=13日午後、長野県豊丘村 JR東海は13日、リニア中央新幹線の伊那山地トンネル(長野県)の戸中・壬生沢工区と隣接する坂島工区が貫通したと発表した。本線のトンネル工区同士がつながるのは、山梨リニア実験線を除き、初めて。報道陣に公開された同日は高さ約2メートル、横幅約5メートルの穴が開いていた。 リニア工事、最大5年半の遅れ 山梨県の5工区、地盤に弱さ―JR東海 戸中・壬生沢工区は、2022年11月に本線の掘削を開始。工区中央付近から東に約2.7キロ掘り進め、12日に重機で坂島工区側に貫通した。 伊那山地トンネルは全長約15.3キロで、長野県豊丘村と大鹿村をほぼ
小野路町にある民家の玄関先で水がわき出し気泡が発生してから、およそ半年。「リニア中央新幹線の工事によるものでは」と周辺地域などから声が挙がるなか、JR東海は4月17日に地中を掘り進めていた調査を終了したと発表した。今後は結果を取りまとめ、小野路町周辺住民らに対する説明会を開催するとしている。 この気泡が発生したのは昨年10月。住民が発見し、町田市の水道課に調査を依頼したところ、水道水ではないことが判明。地域住民らで構成される「リニア中央新幹線を考える町田市民の会」が現地で気泡を採取し気体を酸素濃度計で計測すると、その他の場所でおよそ20%だった数値が1・0%に――。閉鎖した空間にたまると危険な「酸素がほとんど含まれていない状態の空気が発生している可能性がある」とし、リニアの工事に採用されている気泡式シールド工法と呼ばれる方法によって引き起こった可能性が高いとした。 また、「気泡が地表から漏
JR東海が「2034年以降の開業」を目指しているリニア中央新幹線計画。1都6県(東京、神奈川、山梨、静岡、長野、岐阜、愛知)にまたがる巨大プロジェクトの工事が進行中だが、現場付近では原因不明の水枯れが発生している。リニア問題に詳しいジャーナリストが現地を歩いた。 ◇ ◇ ◇ 訪れたのは愛知県春日井市の明知町。東西に丘陵地帯が広がる自然豊かな土地だが、田んぼの用水路が突然、完全に干上がったという。 地権者の森泰輔さんは「こんなことは初めて」と肩を落とし、こう不安をもらした。 「今年の年明けに田んぼの様子を見に来たら、用水の供給源である湧水箇所から一滴の水も出ていなかった。今年の田んぼはどうなるのか……」 近所に住む森隆光さんの庭にある池も干上がった。 「水が減り始めたのは昨年3月ごろ。つい先日、干上がりました。鯉が死なないよう水道水を入れていますが、20匹いた鯉が次々死んで、生きているの
リニア工事、差し止め認めず 「地盤沈下の危険性ない」―東京地裁 時事通信 社会部2025年03月27日19時21分配信 リニア中央新幹線のトンネル工事現場=2024年1月、川崎市麻生区 JR東海が進めるリニア中央新幹線の工事を巡り、東京都内の住民ら23人が住居の地下で行われるトンネル工事の差し止めを求めた訴訟の判決が27日、東京地裁であった。高木勝己裁判長は「地盤沈下などの具体的危険性は認められない」とし、請求を退けた。 JR東海、岐阜県中津川市のリニアトンネル真上で3センチ沈下 「特別なことでない」 判決によると、23人は大田区と世田谷区に住むなどしている。トンネルは地下55~90メートルを「シールドマシン」という機械で掘削。住民らはこの機械を使った別の工事で地盤沈下が起きたなどと主張していた。 高木裁判長は、地盤沈下が起きた工事は特殊な地盤で特別な作業を行っていたのに対し、リニアの工事
早川町で行われているリニア中央新幹線のトンネル工事について、JR東海は3日夜、地元向けの説明会を開き、最大およそ5年半、完了時期が遅れる見通しだと明らかにしました。 説明会は非公開で行われ、この中でJR東海は、早川町内で行われている工事について、「第四南巨摩トンネル」がおよそ5年半、「南アルプストンネル」がおよそ5年、「早川橋りょう」がおよそ3年半、それぞれ遅れ、2030年末から2031年末にかけて完了する見通しだと説明したということです。 その理由について、トンネルを掘削している部分の地質が想定よりもろく、追加の補強工事が必要となっていることや、山の斜面が険しく工事に時間がかかっていることなどを挙げています。 また、富士川町でのトンネル工事などについても、同様に5年から5年半程度遅れる見通しを示したということです。 これに対し、JR東海は「静岡県側の工区の遅れの範囲内で開通時期には影響し
2037年開業を目指すリニア中央の進捗はどうなっているのか。ジャーナリストの小林一哉さんは「は、新たに隣接するへの湧水流出問題への対応をに求めるつもりだ。これがねじれれば、開業時期がさらに遠のくことは避けられない」という――。写真=提供2037年開業も危ぶまれるリニア中央 - 写真=提供■「課題リスト」に載っていないリニア問題の鈴木康友知事は2月18日の県議会本会議で、約1兆3723億円に上る2025年度当初予算案を提案した。 その提案説明の中で、リニア問題を取り上げて、「との主な対話項目28項目のうち、5項目が対話完了」としたうえで、「残りの課題の解決に向けて、との対話をしっかりと進める」と述べた。 筆者撮影リニア問題を取り上げた2月議会本会議 - 筆者撮影昨年2月、はリニア問題を巡るとの対話事項47項目のうち、17項目は解決、30項目は未了と発表した。 その後の新たな課題を含めて、は課
行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:グリーン車入門 > 個人サイト むかない安藤 Twitter >ライターwiki リニアは相模原市に リニア中央新幹線の神奈川県内の駅は、相模原市の橋本駅あたりに建設中であると聞いた。 京王線とJRが乗り入れる橋本駅 リニアといえば子どもの頃から夢の乗り物の代名詞で、空飛ぶ車と同じくらい夢とずっと思っていたのだけれど、いつのまにかどっちも実現されそうな未来が来ていて感慨深い。 相模原市のリニア駅についてはデイリーポータルZでも建設計画が発表された2013年に現地をレポートしている(記事)。 あれから12年。工事はどのくらい進んだのだろうか。橋本駅に行ってみた。そしたら駅を出てすぐ驚いた。 橋本駅を降りるとすぐに白い壁とその奥に土嚢でできた
JR東海は2月20日、山梨リニア実験線で走行試験を行っているL0系改良型試験車について、新しい中間車を投入すると発表した。新たに投入される中間車は1両で記号番号は「M10(えむじゅう)」。環境負荷軽減などの開発成果を反映... The post 山梨リニア実験線「サメ肌」新製投入 L0系改良車の中間車、内外装イメージ公表 first appeared on 鉄道ニュース【鉄道プレスネット】.
山梨県は17日、JR東海からリニア中央新幹線の同県笛吹市内の工事現場で発生した掘削土の保管が不適切だったとの報告を受けたと発表した。土壌調査の結果、土壌汚染対策法の基準を上回る鉛を含んでいた。汚染土が見つかったのは中央自動車道の境川パーキングエリアに近いリニア架道橋の工事現場。環境保全計画では掘削土は浸透防止シートと鋼板を敷設した
JR東海の丹羽社長は、30日午後、静岡県庁を訪れ、鈴木知事とトップ会談を行いました。丹羽社長は、リニア開業後に、静岡と浜松への「ひかり」停車数を増やす考えを初めて示しました。 (永見 佳織 アナウンサー) 「午後4時過ぎです。JR東海の丹羽社長が鈴木知事との面談のため、知事室に入っていきます」 午後4時20分ごろから県庁の知事室を訪れたJR東海・丹羽俊介社長。鈴木知事と2024年6月以来、約8か月ぶりのトップ会談が行われました。 (JR東海 丹羽 俊介 社長) 「リニアの早期開業には色々と期待も多いので、当社としては1日でも早く着手したいと考えているので、静岡県との対話を丁寧にかつスピード感を持ってやらせていただきたい」 会談は、冒頭のみ公開され、その後はおよそ30分間、非公開で行われます。今回は、丹羽社長から面会を依頼したということですが何が話し合われたのでしょうか。 2024年5月の就
30日、JR東海の丹羽社長が静岡県庁を訪れ、鈴木知事とトップ会談を行いました。リニア問題をめぐり、JR東海から県に伝えられた内容とは? (永見 佳織 アナウンサー) 「午後4時過ぎです。JR東海の丹羽社長が鈴木知事との面談のため、知事室に入っていきます」 午後4時20分ごろから県庁の知事室を訪れたJR東海・丹羽俊介社長。鈴木知事と2024年6月以来、約8か月ぶりのトップ会談が行われました。 会談は、冒頭のみ公開され、その後は、約30分間、非公開で行われています。今回は、丹羽社長から面会を依頼したということですが、何が話し合われているのでしょうか。 前回の“トップ会談”は和やかな雰囲気で行われ、リニア問題について、鈴木知事が、「大井川の水資源の確保」や「南アルプスの環境保全」などへの対応を求めたほか、「静岡空港の新駅構想」についても話題が上がりました。 (JR東海 丹羽 俊介 社長) 「空港
日本共産党の山添拓参院議員は22日、リニア新幹線の東京都町田市小野路工区での地下掘進工事が原因とみられる民家敷地からの気泡や水の湧出についてJR東海が十分な説明もせず、掘進を再開しようとしている問題について、JR東海東京工事事務所を訪ね対応をただしました。田中美穂町田市議と鈴木ひろ子品川区議、町田市の住民が同席しました。 JR東海はこの間、空気が人工的な孔(=穴)を通り湧出したとしてきましたが、この日の山添氏の聴取に対し、孔は「近くの古井戸の可能性が高いが、それ以外も否定しない」と説明。湧出の原因は特定されておらず、同社や専門家が井戸の掘削調査を行ったわけでもない実態が明らかになりました。また地盤のゆるみの調査範囲は地下1・5メートルまでにとどまっていると説明。気泡湧出などの被害にみまわれた地権者にも掘進再開の了承は「得られていない」と認めました。 山添氏は「十分な説明もせず、合意もなしに
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