日産自動車の元会長カルロス・ゴーンを海外に逃亡させたとして、米軍特殊部隊「グリーンベレー」元隊員のマイケル・テイラーに東京地裁は昨年7月、懲役2年の実刑を言い渡した。 テイラーは日本の刑務所で刑に服しているが、施設の暖房が不充分なため凍傷になったと弁護団を通じて訴えているという。 刑務所「絶望に至る」設計 日産自動車の元会長カルロス・ゴーンは約2年前、公判前に日本から脱出した後、日本の司法制度を攻撃するキャンペーンを展開し、日本の刑務所の状況は「絶望に至る」ように設計されていると主張した。 ゴーンの脱出劇を遂行したアメリカ人・マイケル・ テイラー(61)は、その過酷な状況を自ら体験し、アメリカへの移送を求めていると弁護団は述べている。 弁護団によると、ゴーンを音響機器用の箱に隠し、日本から脱出させた元グリーンベレーのテイラーは、東京郊外の府中刑務所で2年間の刑に服しているが、暖房が不充分な
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