ニュージーランド・オタゴ地方南部の河口付近で見つかったバハモンドオウギハクジラとみられる死骸。自然保護省提供(2024年7月5日撮影、16日提供)。(c)HANDOUT / NEW ZEALAND DEPARTMENT OF CONSERVATION / AFP 【7月16日 AFP】ニュージーランドの海岸に今月、世界で最も珍しいクジラとされるバハモンドオウギハクジラ(spade-toothed whale)の死骸が打ち上げられた。非常に稀な種であるため、これまで生きている姿が目撃されたことはない。 政府機関研究者らによると、死骸は7月4日、オタゴ(Otago)地方南部の河口付近で見つかった。体長は約5メートルだった。 自然保護省と国立博物館「テ・パパ(Te Papa)」の海洋哺乳類の専門家によって、雄の個体と断定された。現在、確認のため遺伝子調査が行われている。 自然保護省のオタゴ地域担
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