3月のダイヤ改定で快速を大幅に減便するなどしたJR京葉線について、JR東日本千葉支社の土沢壇支社長は30日の定例会見で、9月にダイヤを改正して一部の各駅停車を快速に変更することを発表した。 発表によると、快速に変更するのは朝の通勤時間帯の午前6時台と、夜の退勤時間帯の午後8時台に内房線・外房線と東京駅を結ぶ各駅停車4本(上下線各2本ずつ)。これにより、平日朝の上りの通勤時間帯の君津(千葉県君津市)―東京、蘇我(千葉市)―東京の各両駅間は、現行の各駅停車と比べていずれも10分短縮される。平日朝の上りの通勤時間帯の上総一ノ宮(千葉県一宮町)―東京の両駅間は15分、蘇我―東京の両駅間は5分それぞれ短縮となる。 また、都心と海浜幕張・蘇我方面間の所要時間短縮を目的に、一部の各駅停車を快速に変更し、快速の運転時間帯を拡大する。これにより、快速の平日の上下線は現行の26本から33本に、土日休日の上下線