米軍横田基地(東京都福生市など)で8月、発がん性の疑いがある有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)を含んだ汚染水が基地外に流出した恐れがあると米軍が明らかにした問題で、基地南西部の福生市に流出した疑いがあることが分かった。防衛省北関東防衛局が16日、都と基地周辺6市町でつくる連絡協議会に、米側からの追加情報として伝えた。(松島京太)
「米軍・横田基地が汚染源」と研究者、ところが東京都は監視井戸の水質測定をやめた!小池知事はなぜ動かない? なぜ横田基地が汚染源と言えるのか東京・多摩地区の汚染源のひとつは米軍・横田基地である――。 京都大学の原田浩二准教授は昨年、多摩地区にある140ヶ所の地下水などを測定・分析し、あらためてそう結論づけた。 主な根拠は二つある。 第一に、立川市の浅井戸と深井戸から、かつて基地の消火訓練に使われた泡消火剤に含まれるPFOSなどがきわめて高濃度で検出された。最大値は3102ナノグラムと、国の目標値の60倍を超える。なお、地下水脈はおおまかに西から東へ流れおり、基地の西側の井戸からはあまり検出されていない。 原田浩二・京大准教授が作成した地下水濃度マップ。赤が浅井戸、緑が深井戸。いずれも基地の東側がもっとも濃度が高いことがわかる。第二に、泡消火剤に含まれるPFOSの代替物質とされる6:2FTSも
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