1.レンジをなるべく広く使って弾く 1曲通して狭いレンジのみで伴奏してしまっては、ピアノの真骨頂である高音部の響きを聴かせることが出来ないため、もったいない演奏になってしまいます。 高音で弾いた音は目立ちやすいです。 したがって、コードで押さえるレンジより高いレンジでフレーズを弾くことで、より耳に残る音を作り出せます。 フレーズを弾くのが難しければ、同じコードを1オクターブ上で、一音弾き直すだけでも、だいぶ違って聞こえるはずです。 以下は、狭いレンジで平坦に弾いたもの(伴奏例-1)と、高いレンジを一音入れて弾いたもの(伴奏例-2)の演奏例です。 高音が一瞬でも入ることで、歌や他楽器の隙間をうめることができるようになるため、単調になりません。 ピアノ伴奏例-1 ~ 狭いレンジで伴奏 ~