前回、4Kテレビとカメラの話をした理由は、”CP+2012が開催されたから”ということももちろんあるが、いずれは大型液晶テレビの4K2K化が進むだろうとの予想があるからだ。安価な製品も含め、すべてがフルHD対応になっている今、4K2Kパネルを積極的に使い、単にスペック上の解像度を得るだけでなく、きちんとユーザーに利益を提供しなければならない。 もちろん、すぐに普及価格帯のテレビが4K2K対応になるかといえば、そうではない。だが、少しずつ浸透していくことは間違いないので、「せっかくなら、高精細なテレビを骨までしゃぶりましょうよ」ということだ。 さて、前回は視野角1度あたりに50画素以上があれば、画素を認識できなくなるという話だった。これは網膜が認識できる空間周波数の限界のことを指している。 ところがこの話をしても、意外にピンと来ないという方が多い。話を聞いてみると、デジタルカメラ――とくに高
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