AP通信によると、米バージニア州ウィザビルの郵便局で、銃を持った車いすの男が人質5人をとって立てこもっていた事件で、約8時間後の23日深夜、男が警察の説得に応じて投降し、身柄を拘束された。 男は軍用爆弾を所持しているとの情報もあったため、警官隊もうかつに近づけず、警察側は最新式の銃携帯ロボットを車いすの男に向けて「ホールドアップ」。男は両手を上げたまま、爆弾が装備されている疑いのある車いすから離れ、地面にうつぶせの姿勢をとった。 詳しい状況は分かっていないが、死傷者はいないもよう。 男が郵便局に押し入ったのは23日午後2時半(日本時間24日午前3時半)ごろ。地元警察によると、男は元海兵隊員と称しているという。片足がなく、車いすを利用しているという情報の一方、車いすは押していただけとの情報もあり、詳しい犯人像は明らかになっていない。男はまた元海兵隊員と自称し、プラスチック爆弾(C4)を車いす