Adobe Systemsは、深刻な脆弱性を解消した「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデート「APSB16-29」を公開した。早期の適用が推奨されている。 今回公開した「APSB16-29」は、「Windows」や「Mac OS X」をはじめ、ブラウザ同梱版、Linux、Chrome OS向けに提供されている「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデート。 バッファオーバーフローやメモリ破壊、解放後のメモリへアクセスする「use after free」、情報漏洩など、あわせて29件の脆弱性を解消した。脆弱性を悪用された場合、システムの制御を奪われるおそれがあるとしている。 同社は、「Windows」「Mac OS X」およびブラウザ同梱版については、最新版となる「同23.0.0.162」を提供。また最新版へアップデートできないユーザーに対して「