海苔のデザインを再構築する――。今までありそうでなかった海苔そのものにデザインを施した「Design NORI」(デザイン海苔)が繊細で美しく。食べるのがもったいなくなるほどの魅力を放っている。 茨城県大洗で海藻店を営む「海野海藻店」が、海苔の新しい可能性を再発見するべくI&S BBDOにデザインを依頼。レーザーカッティング技術を駆使し、「桜」「水玉」「麻の葉」「亀甲」といった日本の伝統的な模様を海苔に刻んだ。 こちらのデザイン海苔、先月タイのパタヤで開催された「アジア太平洋広告祭(ADFEST)」において、デザイン・ロータス部門の最高賞となる「BEST」を受賞。今年で15回目を迎える権威ある賞で、受賞後は国内外からの引き合いも多いという。 キャラ弁などの流行で、海苔を加工し作品の一部に利用する方も多いと思うが、デザイン海苔はよりアーティスティックな加工が施されている。白米の上にこのデザイ