このページでは Redhat Enterprise Linux 5/6のメモリ管理の仕組み、及び使用容量の計算方法に関して説明します。 Linux は物理メモリの空きがある場合は可能な限り物理メモリをキャッシュ/バッファとして使用します。よって特にメモリリークが発生していない状況でも、物理メモリの空き容量は減少していきます。もし物理メモリが必要となった場合にはキャッシュやバッファが開放されその領域が使用されます。よって実際に物理メモリの空き容量を計算する場合には、空きメモリ + キャッシュ使用量 + バッファ使用量で計算する必要があります。ここではそれを"真の空き容量"と呼ぶことにします。 初版:2012年12月1日 Linux におけるメモリは主に以下4種類に分類されます。 (1)空き 物理メモリ上で完全に未使用な領域。 (2)キャッシュ / バッファ キャッシュ:ハードディスク等のファ
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