ビッグイシュー基金が「『若者の住宅問題』-住宅政策提案書[調査編-]」という素晴らしい調査レポートを発行しています。本レポートより、若者が直面している「住まいの貧困」の現状をダイジェストでお伝えします。 「未婚で年収200万円以下の若者」の8割は親の実家に住んでいるまずは本調査の概要から。 (調査の概要) 1. 首都圏(東京都、埼玉・千葉・神奈川県)と関西圏(京都・大阪府、兵庫・奈良県)に住む 2. 20 ~ 39 歳、 3. 未婚 4. 年収 200 万円未満の個人 を対象とし、居住実態と生活状況に関するアンケート調査を 2014 年8月に実施した。学生は、調査対象に含めていない。 回答者の選定では、首都・関西圏の別、性別、年齢が偏らないように留意した。調査の実施は、イプソス株式会社に委託し、同社が利用可能なインターネット調査パネルから対象者を選び、1,767人から回答を得た。 一言で言