アプリケーションにおけるパフォーマンスの重要性は、昔も今も変わりません。優れた体験を実現するため、多くの技術者が日夜汗を流しています。 パフォーマンスの改善には計測が必須です。「推測するな、計測せよ」という言葉の通り、実際に計測してみないことには、何もわかりません。 JavaScriptにも、パフォーマンスを計測するためのいくつかの方法が存在します。今回はそれらを紹介してみたいと思います。 さまざまなパフォーマンス計測方法 Date.now()を使った方法(非推奨) 最初に紹介するこの方法は、レガシーで、とてもお勧めできないものです。ですが、一種のアンチパターンとして、ここに掲載しておきます。 Date.now()はシステムにおける現在の日時を、ミリ秒で返すメソッドです。処理開始前の時間と、処理終了後の時間を取得し、引き算することで、処理にかかった時間を計測することができます。 const
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