大飢饉(ききん)のあとに厳しい年貢取り立てを画策する悪代官ばかり目立つような、2012年の幕開け。例えば、東日本大震災で保護者を失い学校にすら通えなくなる不安を抱いた子供たちは、この1カ月、いかなる心境にあるのか……。ほんの少しでも光明の見える話題が届いた。 ■ シンガー・ソングライターの谷村新司と石井竜也が、「風の子守歌プロジェクト」を始動する。谷村が作詞、石井が作曲し、2人で歌う「風の子守歌~あしたの君へ~」(エイベックス)の作家印税すべてを「毎日希望奨学金」に寄付する計画である。 ■ 震災直後の昨年3月、2人はNHK衛星放送の番組「ショータイム」のナビゲーターとして、スタート特番で同席した。その時、北茨城にある石井の実家は津波で全壊していた。特番には、内外のアーティストから応援のメッセージが多数寄せられた。終了後、石井は谷村に「子供たちがこの国に住めなくなるかもしれませんね」と語りか
<第62回NHK紅白歌合戦>◇31日◇NHKホール 夏川りみと秋川雅史が「あすという日が」を熱唱した。ステージ後方の大型ビジョンに、震災後生まれた被災地の子供たちの映像が流れると、紅組司会者の井上真央が目を潤ませた。
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