[映画.com ニュース] ハーベイ&ボブ・ワインスタイン兄弟がリメイク権を獲得し、中国人女優チャン・ツィイーが出演すると噂されている、ワインスタイン・カンパニーによる黒澤明監督作「七人の侍」(53)のリメイク版の脚本が明らかになった。米映画情報サイトIESB.netが伝えたもので、今度のリメイク版は表紙にこそ「Seven Samurai」の文字はあるが、舞台が戦国時代の日本から現代のタイへ移され、サムライが1人も登場しないという。 物語は、黒澤明・橋本忍・小国秀雄によるアウトラインを生かし、カーン・ラオという将軍の略奪行為により壊滅的になった村から、1人の教養ある美しい女性タナシーが首都バンコクへ赴き、傭兵集めをするところから始まる。だが、7人の傭兵は南アフリカ人、オーストラリア人、イギリス人、ジャマイカ人といった国際色豊かなメンバーになる模様。また、黒澤版で三船敏郎が演じた菊千代の役は