パナソニック株式会社は2019年6月21日、自律搬送ロボット「HOSPI(ホスピー)」に関する技術セミナーを開催した。「HOSPI」はパナソニックが2013年10月から病院内自律搬送ロボットとして販売を開始したロボット。最大積載量は20kg。大きさは幅630mm、奥行き705mm、高さ1390mm。本体重量は170kg。連続運転時間は約7時間、充電時間は約2.5時間。
経済産業省(経産省)の物流企画室は、自動走行ロボットの社会実装に向けたインフラ整備を具体的に検討するため、官民合同の協議会を発足することを発表し、本日6月24日に準備会合を行った。それに先だって、経産省本館前に5種類の自動走行ロボットが集められ、紹介とデモンストレーションが行われた。 経産省本館前に集合した自動走行ロボット4種。左からEffiBot(三菱地所)、Hakobot、CarriRo Deli(ZMP)、Marble(三菱地所)、楽天UGV(京東:ジンドン製) 官民協議会は、関係省庁、運送事業者、サービサー、デベロッパー、自治体等が参加し、歩道を走行する場合の影響、万が一事故が発生した場合の責任の所在、法規制等、公道を含めた自動走行ロボットの実用化を加速させる考えだ。
三菱地所株式会社は、次世代のエリア物流の自動化とデリバリーロボット導入への展開にも積極的だ。三菱地所グループが全国に所有していたり、運営管理している様々な施設にも次世代物流システムの導入や活用方法を今後も検証していく方針を示している。 その一環として、三菱地所は5月17日、アメリカのロボット開発企業Marble(マーブル)社が開発した自動運搬ロボットの自律走行実証実験を東京・大手町にて実施し、その様子を報道関係者に公開した。この自動運搬ロボットはサンフランシスコでマーブルが実験実験を重ねてきた製品で日本では初公開となる。最大の特徴は屋外と屋内をシームレスに、スムーズに自律走行すること。予め、専用のマップを作成しておけば、広い範囲でもカバーできる。
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