損害保険ジャパン日本興亜は4月22日、自動運転車や新たな移動サービスとして注目を集めるMaaS(モビリティ・アス・ザ・サービス)に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。 調査は今年2月に全国在住の10~70代の男女を対象に実施し、男女別・年代別に各240人、合計3360サンプルを取得して結果を分析した。自動運転に関する調査は2017年以来、2年ぶりで、MaaSに関しては今回が初めて。 自動運転機能の利用意向は、運転支援機能を持つ車の利用意向が最も高く72.6%、次いで緊急時以外は自動走行する車で53.0%、自動運転レベル4(特定の状況下で自動運転)が39.3%、レベル5(完全自動運転)が33.6%だった。前回2017年の調査と比べて順位は同じだが、比率が上がっている。 自動運転車に期待するのは交通事故の減少が77.8%で最も高く、次いで高齢者の移動支援・行動範囲の拡大が46.6