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教育最大手のベネッセコーポレーションの個人情報が漏えいし、ジャストシステムなどがその情報を名簿業者から購入してダイレクトメールを送っていた問題は、現在警察による捜査が続いており、全容は明らかになっていない。ベネッセの発表によれば、漏えいした個人の情報は約2300万件に及ぶという。 あとは捜査の進展を待つだけだが、今回の個人情報漏えい事件には、いくつかの論点があるのでここで整理したい。 ベネッセの対策は十分だったか まず、ベネッセの情報漏えいはなぜ起きたのか、という点だ。漏えいしたのは、「進研ゼミ」や「こどもちゃれんじ」など通信教育の子どもの情報が中心とされてきたが、その後、ベネッセのウェブサービスである「ベネッセウィメンズパーク」、「ベネッセライフスマイルショップ」の会員情報も流出していたことが明らかになっている。 情報は、データベースの運用管理を任されていた孫請けから流出した。報道では、
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