今ここに、自由に使っていいお金が10万円あるとします。何に使うかはあなた次第です。もし、その10万円の範囲内でお金を使っているにも係わらず、「あなたは、この品目についての支出が他の人より多い、問題だ」といわれたら同思いますか?自由に使えるので、ある人は旅行に行くかも知れません。別の人はおいしい食事をするかも知れませんし、ある人は本を買い、別の人はパソコンを買い替えるなどなど、その人の生活習慣や事情に応じた使われ方をするでしょう。もちろん、10万円を超えて消費を行うことはできませんから、予算オーバーの場合は非難されてしかるべきでしょう。しかし、そうでない場合は問題ないとかんがえられます。この、予算内で使っているにも係わらず批判をするやり方が、残留農薬の批判ではよく見られます。 前回のエントリで紹介した「美味しんぼ 続・食と環境問題」でもそうした記述がありました。 たとえば、これグリホサート耐