試験機は打ち上げ後、ロケットの第3段ともに月に向かって飛行する軌道に乗る。そして月の裏側を回り、そのまま今度は地球に向かって飛行し、最終的に大気圏に再突入する。月の周回軌道には乗らない。この軌道は自由帰還軌道(Free return trajectory)と呼ばれるもので、飛行中に事故を起こしたアポロ13の救出の際の軌道としても用いられたものだ。 大気圏再突入時の速度は第二宇宙速度(秒速11.2km)に近い。中国はフィルム回収式の偵察衛星や、有人宇宙船「神舟」で、第1宇宙速度からの再突入経験は豊富にあるが、これほどの速い速度で行った経験はない。カプセルの着陸地点は内モンゴル自治区の中部が予定されているという。打ち上げから着陸までは約8日間ほどとされる。 目指すは月軌道からの帰還か。 大国なのに中国スゴいよさすが大国(なんだそりゃ(苦笑)) 成功しますように。 今後の成り行きに注目したい。
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