安倍政権は9月29日、「生涯ハケン・正社員ゼロ」を進める労働者派遣法改悪案を閣議決定し、国会へ再提出しました。先の通常国会で審議入りできず廃案となったものを、条文のミスを修正しただけで再び成立を狙っています。以前のエントリー「ブラックバイトに食い潰される学生、奨学金返済で困窮し20代ホームレス増、サラ金借り入れの7割は若者」でも紹介した、私が企画・編集した座談会「生涯派遣・ブラック企業暴走の労働法制大改悪は許さない」の中で、脇田滋龍谷大学教授がこの労働者派遣法改悪案の問題点を指摘していますので、その一部を紹介します。 今でも世界最悪の日本の派遣労働-安倍政権が狙うさらなる改悪で生涯不安定・低賃金・正社員雇用は不要に脇田滋龍谷大学教授1985年に労働者派遣法ができて以降、立て続けに「改正」が続き、一貫して派遣を増やす方向で拡大されてきました(▼図表1参照)。特に99年の「改正」が大きく、それ
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