橋下大阪市長が労働組合をスケープゴートにしはじめている。該当する新聞記事のツイッターの反応を見ていると感覚的には喝采6割、心配2割、反対2割ぐらいな感じである。すっかり労組を悪者にしてバッシングする政治風土は定着しつつある一方で、そんなことやっても政治家としての品位を下げるだけではないかと心配したり、小泉の二番煎じは通用するのかと橋下氏を心配する声が出始めていることも注視したい。 (長文なので「続きを読む」をクリックしてください) 政治的には、1970年代の労組がもっとも力を持っていた時代を前提に、野党の支持団体であり、最もたたきやすい労働組合をバッシングの対象としたサッチャーや土光敏夫(彼については中曽根氏が国労だけに標的を絞り、他の労組を国労から引きはがして労組を政府と定期的に協議するシステムを作ったので若干異なるが)が行ったような改革のやり方の延長が、今みたいな労働組合の状況で、たた