日本会議はある意味では一貫して、南京大虐殺がなかったことと、従軍慰安婦などが存在しなかったことを確かめ合う集団として出来上がったともいえる。彼らが特に南京大虐殺の存在を否定するのは、人数などに限って論議を展開しているのである。中国系アメリカ人女性の書いた、『Rape of Nanking』は確かに事実誤認が多く、引用された写真の多くは誤用であったことも事実である。中国が死者数が30万人の根拠もこの本に依拠している。確かに30万人は少々無理があると思われるが、日本軍の大量虐殺があった事実を否定してはならない。人数が合わないという理由で、虐殺がなかったとするのは、かなり無理がある。 下の新聞記事もかなりの誇張はあるとは思われるが、100人なんて殺せないということで、事実を否定するのには無理があるというものである。稲田朋美がこの二人の名誉回復の馬鹿げた訴訟を起こしている。 もう一つ、日本軍と闘っ