【AFP=時事】経営が危ぶまれていた米衣料品メーカー「アメリカンアパレル(American Apparel)」が5日、米当局に破産保護を申請した。 「アメリカンアパレル」売上不調で店舗と人員削減へ 米ロサンゼルス(Los Angeles)に本社を置くアメリカンアパレルは、創業者で前最高経営責任者(CEO)のダブ・チャーニー(Dov Charney)氏との長期間にわたる法廷闘争を展開する一方、2010年以降は売上高が減少し、赤字決算が続いていた。 同社の声明によると、顧客や従業員に影響を与えることはなく通常通り営業を続けるとしている。また、約6か月以内にリストラを完了するとしている。 アメリカンアパレル社は2014年、モデルの下着が露出した写真を用いた広告で物議を醸した。また、チャーニー氏のセクシャルハラスメント疑惑が持ち上がる中、同社は2014年6月に同氏を解任。だが、同氏との法廷闘