サントリーホールディングスが、全額出資子会社でハンバーガーチェーン店を運営するファーストキッチン(東京都新宿区)の全株式を、同業のウェンディーズ・ジャパン(東京都港区)に売却することで合意したことが23日、わかった。売却額は数十億円とみられる。 サントリーは主力の飲料や酒類に経営資源を集中する。ウェンディーズはファーストキッチンの店舗網を活用し、ハンバーガー事業を強化する狙いだ。 株式の売却手続きは年内にも完了するとみられる。ウェンディーズは買収後もファーストキッチンのブランドは残す見通しだ。
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