連合は7日、東京都千代田区の東京国際フォーラムでの定期大会で、新会長に事務局長を務めていた神津里季生(りきお)氏(59)、事務局長にUAゼンセン会長の逢見(おうみ)直人氏(61)を選出した。3期6年務めた古賀伸明会長は退任した。 大会宣言で、来年の参院選挙を「巨大与党の暴走を止める闘い」と位置づけ、労働ルールの規制緩和を目指す政権との対決姿勢を打ち出した。 新会長に選出された神津氏は「足もとには自由にものを言いづらい風潮がある一方、国民の素朴な怒りもわき起こっている。このうねりを働く者の政策実現へと進めていきたい」と述べた。 神津氏は1979年に東大卒業後、新日鉄に入社。同社労組委員長や鉄鋼、造船などの労組でつくる産別、基幹労連委員長などを経て、2013年から連合事務局長。逢見氏は、12年から民間最大労組のUAゼンセン会長、連合副会長などを務めた。 大会は、20年までに組織人員10
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